町医者ホンネ日記 


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時々画像をクリックしてみてください、少し時間がかかりますが・・・

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11月23日 なぜか道後温泉に行ったのだけれど・・・

かの有名な「千と千尋の神隠し」のモデル、道後温泉本館前になぜか、佇んでいた。
前の日、ある所で講演したのだけれど、接待の席でしゃべりすぎて嫌われてしまった。
思い出の地、松山。

その前の日はとっても良いお天気でした(朝の羽田空港は、湿っぽかったけれど)。
松山空港からは普通のバスで23分で松山市駅に着く。

まず到着して公演、もとい講演の前に時間があったので
能天気な高島屋屋上の観覧車(くるりん)に乗った。



最高! 天高く馬肥ゆる秋

ちなみに管理人は午年の生まれである。

子(古)富士という地酒が旨かった!

嗚呼、原稿がしんどいぜ!



11月12日 きゃー磯良ちゃん!!

今日は待ちにまった上田秋成「吉備津の釜」フジテレビ系は「怪談百物語」なのだった。
磯良ちゃん(人妻を、ちゃん呼びするのもヘンだが)を演じたのは富田靖子さん。
とってもキュートで、せつなくて、しかも美人な磯良cだった!

もとより怪談大好き人間で、春夏秋冬、すきです。
思い出のスチーヴン・キング、あこがれの小泉八雲、師匠の上田秋成先生から。
中学のとき読んだ、恐ろしくも愛らしい、切ない磯良の物語には心を打たれ、何度読んでも感激していた。
 
 注)原作を読んでみようという、元気なあなたはここをクリック(本物の磯良ちゃんに会おう!

最近はなんと言っても、貴志祐介さんの「ISOLA 13番目の人格」ちょっとブスな磯良には不満だったけれど。

でも私的には 正太郎は渡部篤郎に演じて欲しかった。椎名君はまじめすぎるう!

そして10年後に「吉備津の釜」やるときの磯良は、ぜひ亜希子さまにお願いもうす。

さあて、「感情労働」のお勉強するかナ?


10月17日 ああ、天使が舞い降りてきそうな

レオナルドダビンチ風ジャケットがクール イントロを聴きたかったら
左の写真をクリック!  提供は<Essential>です。

待ちにまった小柳ゆきの新譜! 

9月18日既報、「Lovin' you」

37年位前にはやった原曲のイントロ部分が、とっても懐かしい。

大好きなボサノヴァ風のアレンジ、囁くように語りかけてくる

ゆきさまの歌声が、喧騒に疲れた内耳を心地よく、マッサージしてくれる

今、この瞬間だけは、10歳の時に戻っていける・・・・・

「新しい私がいる、何もかもが輝きだす」、そんな無邪気な子どもの頃がフラッシュバック!




10月 2日 満天の星

宇宙パイロットを目指す女性のドラマが始まったが、私には見る時間がない。朝は病院だし、昼は外来か回診の準備中だ。
 今まで生きてきた人生のうちで、満天の星を見たのは2度ある。気味が悪くなるくらい、夜空には星があって、しかも音も立てずに静寂を作り出している。
一度目は12年位前に、利尻島の海岸から帰り際に直面した。銀河というものは本当に真砂であって、淡い。
目線をずらす*とよく見えるのだ。

*医学的には、暗いところを見るには、暗順応する桿体の多い網膜の部分に像を写すわけだ・・・またまた医者してしまった。

 二度目はNight sailingしたとき。ヨットの師匠と、それからナース二人くらいで夕暮れの函館港を出た。都会の黄昏時のように、日が沈みかけるとシリウスみたいなマイナス等星から、ポツリポツリと瞬きはじめるのではない。
星たちは一度にグワッとやってくる。

銀河を、銀白色の人工衛星の軌跡がスーッと横切ったり、おそらく1mgそこそこの隕石が、地球の引力圏に捉えられて、大気との摩擦によって燃え尽きる。そういう流れ星が、視界を横切るのを見るのは幸福な体験だ。

 皮肉なことに、流れ星というものは、見たいと思っている人にはめったに訪れない。 ぼんやり空を眺めている人間にこそよく見える。

「流れ星に願いを」などと欲が深くい人間の目には、なかなかやってこない。

「あ、また見えた!」というのは、無心の人が体験するのだ。

星といえば、「星の王子様」を書いたサン・テグシュベリに「夜間飛行」という作品がある。これは香水の名前ではない。私も一度だけ、夜間にちかい黄昏時に操縦桿を握ったことがある。

丘珠空港から鹿部空港まで、パイロットのKさんの隣に座って操縦桿を握ったのは、たしか室蘭の上空あたりだったかな? セスナというものは決してマイナーな乗り物ではない。長い間モデルチェンジすることなく、今もまだ売られている。中古のセスナは4〜5百万ほどあれば買えるのだ。サイテーションは無理だけど。ランボルギーニ・カウンタック・アニバーサリのレプリカを買うよりい安はずだ。

鹿部空港に降りたときは、淡くオレンジ色に光る雲が滑走路を包みこんでいて、それはそれは幻想的な光景だった、東の空には残照をうけて、五色の雲(これを彩雲といふ・・・旧軍の戦闘機の名前なり)が望まれて・・・まさに西方浄土!・・・究極美麗亜希子観世音菩薩の世界というわけです。

 確かに「セスナがあれば、週末、沖縄に講演(最近は公演といっている)にいけるぜ!」かもしれないけど、長い間操縦していれば、間違いなく痔が悪化するわけで、絶対に買うわけにはいかない!

満天の星、ああ良い言葉だ。

江戸時代の人たちが、冬、月のない晩、甘酒を飲みながら眺めた宇宙(そら)!


9月18日 ああ、fairyland! まだ一ヶ月もあるぜ!

 酒夏バテもようやく、秋雨の訪れとともに、良くなってきた。ここで、エンジンをふかすには、MISIAや平井堅もいいけど、YUKI KOYANAGIの、海苔いやノリのよいfairly landさね。すんごい元気が出てくるのだ!
いい年こいて、なにが小柳ゆきだとは思うのだけれど、趣味というものは正直なのだ。
めずらしく8月から9月にかけて講演がなくて、しかも連休が2個もあるっていうのが9月の良さ。

で、15日はパソコン三昧。 

のろい亀のようなWINDOWS XPのレジストリをいじったりして、とどのつまりはOS再インストールした。ずっと、ショップものを買っていたけど昨年の秋、大枚はたいて、VAIO RX63を買った。例のDVD−R/RW付って言うのだ。

「お前は、ワードしか使ってないのに何でそんな高いのを・・・」と人は言うだろうが、なにせ会員番号1998、矢○亜○子さまの動画像をHD録画してDVD-Rに半永久的に蓄積(もちろん資本ではない!)したいからだ。

12月15日がとてもワクワクで今から寝られない・・・この意味を知りたい方は、管理人のページのリンクをたどってね!
 
 ところでOS再インストールは、パソコンの大掃除だと思う。余分な設定ははずして、PUREでCOREなOSそのものにしてやれば速くなるのだけど、それは理屈の上で結局はIBMの7200rpmの120GBを起動ドライブとした。

で、OS立ち上げると「ギリギリ」とうるさいのです。けれど5400の1.33倍、とても速いのです。
いわゆる「サクサクはしる」状態で、ようやくこの子も、おりこうになった。

それにしても10年前に買ったNECのPC9801NS/Eのハードディスクは40MBだった。いま私のHDは合計200GB。それってむかしの1000×200÷40=5000倍。
10年前のHDは40MBで数万円した。200GBなら50000×5000=2億5千万分のHDが4万円で買えてしまうフシギ!
 APPLEUのメモリーをフル実装すると64キロバイト(今の2000分の一だ)で64万円もした。その分の会社の儲けは、何処へいったのでせう?

あと小柳ユキの「REMAIN」ちゅーのもいいっすヨ! 亜○子さまが、初の不倫役をやってキョン2が恋敵っていう,、これもTBS系の「恋を何時から忘れてますか?」・・・これをわれわれの業界では略して「恋何?」というのですね・・・その主題歌を小柳ユキが歌ってすごい迫力あるのです。



見かけはひどいが効き目はあるパスタ!

ついでに上戸彩cがエメロンだかのシャンプーのCF(もち亜○子さまのMLCのCM)のBGMでYUKIさまが歌っている、もう37年も前の曲が懐かしくて、たまらず千円札3枚にぎりしめてチャリに乗って「すみや」へ行った。

それでもって、とてもまずいことには曲名が思い出せないのだ。だもんで、、「すいません小柳ユキの、私が10歳頃の古い歌うたってるCDください!!!」て言ったら「お客さん、なんのコマーシャルです?」

それに答えられず「エメロン? 上戸彩?」としか言葉が出てこないのだ。だって、こちとらオヤジだもん。待つこと3分。「お客様、そのCDは10月17日発売予定です。」

まだ1ヶ月もあるぜ!



8月31日 酒夏バテ?

勘違いしている方も多いようだが、管理人は大酒家ではない。清酒に換算すれば1日、せいぜい1.2合以下(0.2合のおまけは何でしょう?)。 帰宅するとパソコンに向かってちびりちびりってタイプ。

 けど、この暑さは何なのだ? 麒麟山や宝寿を0.3合も飲むと、よけい暑くなってくるから、余り飲めない。こういうのを清酒の夏バテ、とでもいうのだろうか? 替わりはトマトジュースだとか、野菜ミックスジュースなどのソフトドリンク・・・なんか情けないね。で、厚生労働省の「パートタイム労働研究会の最終報告」を読んでいる。厚労省のHPからダウンしたんだけど、42ページもあって図表は52だかある。エアコンの切れた部屋で、こんなモノ読むなんて、町医者は辛いよ! なんで、そんなモノ読むの? って思う人もいるかもしれないけど。昔、電子スコープ(胃、大腸などのカメラ)の開発をやっていた頃、「テレビジョン学会誌」なんちゅうのを読んだこともあった。
ワシはしつこいのだろうか.


柿田川湧水群展望台から湧水を望む(管理人撮影)
柿田川について知りたい方は左をクリック

最近、雑誌のインタビューを受けるようになった。
自分で原稿を書くより楽は、ラク・・・でもおしゃべりになっちゃうんだよね。次から次へと横道に迷い込んでいって、枝葉がたくさんで、途中で「申し訳ありません」と、編集の方にわびる。けど、その舌の根が乾かないうちに、話題が漂っていく。

インタビューだけでなく講演だってそうだ。主催者の方から、「内容を録音して後で、印刷物にしていいですか?」なんてきかれることが良くある。講演やって半年、一年した頃、「センセイの講演内容です、講演録として加筆修正お願いします」というテキストファイルの添付メールがきて、アッと驚く。もっと驚くのは、その内容だ! 「ワシは、何しゃべってるんだろ? これって目茶目茶ジャン!」と半泣きで加筆などする。もう「テニオハ」なんて日本語文法外。「なんで、こんなのが受けるのだろうね?」と不思議に思った。冗長性のある部分や、繰り返しで文章がべたべたしている。

あるとき精神科の有名な先生の講演を文章化したものを読んだ。すんごく文章が綺麗というだけでなく、もうそのままテキストに使えるって感じ。自分のと比べると穴に入りたいほど。がっくりしてしばらく考えた。・・・でも、有名な先生の内容は、講義で講演じゃないな。内容が盛りだくさんすぎて、聴く人は追いついていけないのじゃないかな・・・心療内科の自分だって、読み直さなければわからない所だってある。

というわけで、ワシのは講演録であって、講義録ではないことに気づいた。ワシの得意技は講演で眠る人は、ごく少ないことと、笑うシーンが多いことだ。意識してそうやっている。だって、メンタルヘルスとか自殺とか、重いテーマを暗く話したら、お客様に申し訳ないじゃんか? サービス精神過剰だって? それでメンタルヘルスに関心持っていただければ、役目は終了だと思う。

講演というものには、関心があってきた、何となくきた、あるいは人に頼まれてきた・・・というさまざまな立場の方がおいでだ。だから、大多数の方の共感が得られるような工夫が必要なんだよね。講義はそうは行かない。一定の時間内にはっきりした要求を持った聞き手(生徒や学生)に、一定の知識や見解を習得していただく必要がある。

主催者は、講演とそういう違いが判っているのだろうか? って思う。




8月5日 門司港

六連島の東端に日が沈む。儂は日没がとても好きだ。黄金の光線がやがて橙色になり海を照らしていく。逆光の中、あらゆるものがシルエットになって、一瞬ごとに色彩が変わっていく有様は、面白い。

 このように高いところから、あるいは水平線上に日没を見るとき、太陽はひしゃげて、ソンブレロのようになる。そして、物皆、黄昏ていくとき、視野はモノトーンとなっていく。押しつぶされていく太陽が、周囲を茜色そして菫色にそめていく、白い筋雲は淡いブルーを背景にして金色に染まる。そして、眼を余り細めることなく、日の名残が眺められる頃、残照はいっそう赤みを帯びていく。

 高い空の金色の筋雲は、茜色に変わり、低い雲は灰色となる。日が沈むにつれ、マイナス一等星から見えはじめるように、遠い地点の照明に気づく。蓋井島が雲と同じ灰青色に染まる頃1921時になる。それはフィンランドの白夜を思いださせる。

 儂の場合、夕暮れは寂しくなるのではなくて、逆にワクワクする。色合いの移ろいが短時間に起こって、気分も多彩に変化する。昔の恋人とか、教授がまなこの前に蘇ってくるから。そして、空は残照で明るく低い。天女が舞い降りてきそうな位だ。こんな素晴らしい刻は、晴れた夕暮れのほんの十数分しかないのだ。門司港ビール工場の薄焼きピザは旨かった。夜、下関を臨むと、やや霞んだ対岸のきらめきは<千と千尋>にでてくるシーンのように幻想的なのだ。函館のそれ(函館山の夜景は段トツだとしても)も綺麗だが、門司の夜景は、海の傍に立ち並ぶ建物群が、夜のパステルカラーを醸しだしている。




 今日は曇っていたけれど、レストランの遠い席からのぞく、夕暮れの波止場は、絵のようだ。






2002年7月28日 ガラスでできた灯台

 四国に行ってきた。15年以上も昔高知へ行ったことがあるきりで、四国は何も知らない。フェリーに乗るのかと思ったら、とっくの昔に瀬戸大橋というものが出来て、列車に乗ったままで行ける事を知った。

高松は台風のわずかな名残で風があっったけど、抜けるような青空で暑い。駅前を歩くと何と海がそばにあるではないか! そうか、高松は海に面しているんだ! と喜んで歩きまくった。

ガラスでできた灯台(せとしるべ、という赤灯台)というのがあるそうで、仕事の終わった夜に見物に行った。正式名称は、「高松港玉藻防波堤灯台」といい、高さは14m、照明は特殊な鉛ガラスでできたブロックを使用して、赤い光は24q先まで届くそうだ。

夜釣りを楽しむ老若男女、親子連れ、けっこうな人出だ。


その後、屋島に登って夜景を楽しんだけど、やはり昔住んでいた函館の夜景にはかなわなかった。

翌朝、7時に栗林公園に行った。なんだかわけの判らない花が池の中に咲いている。そこは芙蓉池という池だから「これが芙蓉?」などと思ったがどうも変だ! 桜の花と桃の花の違いも判らないから、ウォーキングしている男性に聞いたら、これが蓮の花だという。例年より開花が2週間早く、本来は見ごろなのにもう末で開いてしまっているそうだ。江戸時代の殿様好みの築山とか亭、池があってそれなりに楽しめた。そのあと玉藻公園へいったけれど、なんだかぱっとしないというか、すさまじく暑くて目の前が白くなってきた。

どうしても船に乗って瀬戸大橋を下から眺めようと思いついて、与島まで行き咸臨丸(どっかで聞いたことがあるぜ)というのに乗って、眺めたが霞か靄のかかった感じだった。

帰りの車中は酔眼であったことはいうまでもない。

これがひかり号の書斎だ。
酔眼をもたらすものは高松の地酒、金陵で「激辛」と書いてあるけれど甘口だと思う。
文庫はクインツス「トロイア戦記」でまだ半分しか読んでいない。圧巻はアキレウスがアマゾンの女王、ペンテシレイアを倒すまでのシーン。

左は、これまた私の依存症の対象、ポケットPC、ヒューレットパッカードのJornada568

悲しいことに、ヒューレットパッカードがコンパックと合併して、このジョルナダシリーズは製造中止というのだ。
ポケットキーボードが使いやすくて、最近はミニノートパソコンは持ち歩いていない。ワードもエクセルも使えるし、PHSカードもつけられるのでWEBも見れる。ついでに、マイリトルシェフの第一話も38MBもあるけど入っている。

これはハードディスク録画したのを、Windows media encoder というソフトでポケットPCでも鑑賞できるようにしたわけだ。音楽も聴けるし言うことない! なに、そんな小さなキーボード使って肩は凝らないかって?
ストレッチやればだいじょーぶ!

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