その1 究極の乾物雑炊中華風

 豆をはじめ、乾物が大好きです。
乾物をふんだんに使って手軽にできる雑炊を考えました。

2人前

@乾し貝柱6個、5mm幅に切った昆布10cm、黒きくらげ1つまみ、切り干し大根1つまみ、桜えび大さじ2杯、5mm幅のベーコン2分の1枚、干ししいたけ2枚、薄切りにしたサラミソーセージ20g・・・以上を水カップ2杯半に入れて一晩おく。

A冷ご飯カップ1杯半をざるに入れて水洗いし、ぬめりをとる。

B @とAをあわせたものを、耐熱性のカップに2等分して入れ、それぞれに顆粒の鶏がらスープの素少々を混ぜ、電子レンジ(500W)で約2分加熱する。塩、コショウを適宜ふって食べる。

(NHK 今日の料理 1997年1月号 123ページ より転載)

解説)もちろんホタテの貝柱とか、きくらげ、桜えびなど手元になければレンジでチンする直前に、カンヅメ類を入れても良いのです。 大事なことは、サラミソーセージが出汁(だし)になるのです。
サラミというのは鰹節と同じく立派な発酵食品なので、よい出汁になるのです。





その2 干しニンジンのすすめ

干しニンジンは、食物繊維が豊富で便秘によくて、しかもカロチンが豊富なのです。

カロチンは免疫のはたらきを保つばかりか、ガンを防ぐはたらきもあります。

緑黄色野菜が欠かせないのはこのためです。

でもでも、買い物にいく時間もない人はどうすればいいの?
 
緑黄色野菜は煮物で食べるから忙しい私は使えない・・・その通りですね

でも干しニンジンがあると便利ですよ。

インスタントラーメンでも、ひとつまみ入れて作ればカロチン不足を補ってくれます。
すぐに戻せてとても役立ちます。 雑炊に、スープに、レトルトカレーにあいます。

そんなものあるの? どこに売っているの?

これは買うのではなく作るのです!
ワーキングパワ−を充電するためにも、日曜は包丁をもって、ニンジンの千切りを作りましょう。

ただザルに入れて干しておけばいいのです。

冬の乾燥した天気の良い日に3日ほど干しましょう。
夜はお部屋に入れましょう。

できたら一つまみ口に入れてかんでみましょう。

ほんのりした甘みがあって、しかも歯ごたえがありますヨ!

写真はスズキの作った干しニンジンです。

白いのが混ざっていますが、これは大根です。

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